最近興味があることの1つに「プレゼン」があります。
何度か人前でしゃべることを経験して、なんかしゃべるのが楽しくてしょうがないです。でも、わざわざ会場に来て頂いて、話を聞いて頂けるっていうありがたい事に応えるためにも、可能な限りわかりやすくて、面白い話をしたい。
そんな感じで、最近はちょくちょくと「プレゼン」について学んでいたりしております。
で、プレゼン入門として、とてもわかりやすくてためになったのが、このガー・レイノルズによる「シンプルプレゼン」
ガー・レイノルズ シンプルプレゼン概要
ガーレイノルズのプレゼン本っていうと、プレゼンテーションzenがだいぶ有名です。
ただ、いろいろ情報を集めてみると、どうやらプレゼンを学ぶにはまず「実物」を見た方がいいらしい。
そこで出てきたのが、この「シンプルプレゼン」って本。
発売はプレゼンテーションzenよりもあとなんだけど、こっちの方が入門としては向いているらしい。
なんでかってガーレイノルズ本人のプレゼン入門動画のDVDが付いてくるから。
「Zen(禅)」との融合でジョブズを超える。“伝説の講義”を収録した本邦初公開の映像(DVD80分)と“ビジュアルブック”で、世界最新のメソッドとテクニックをあますところなく“体感”して習得。
で、とにかくこれが凄い。80分の映像が基本全部ガー・レイノルズのプレゼンなんだけど、どんだけ練習したら80分もの間これだけうまく話せるのか、ってくらいもの凄いプレゼン。
自分が、それなりの回数プレゼンを経験して、最初に比べれば随分上手くなったもんだ、って自画自賛してたんだけど、足下にも及ばない素晴らしさ。
物事は全てできるだけシンプルに。それでいて簡単すぎないように
ガー氏のプレゼンは非常にシンプル。
ただし「シンプル」と「単純」は似ているが全然違う。その辺りは本書でも述べられているが、自分はこの違いがちゃんと理解できていなくて、なんていうか「単純」なプレゼンしてたように思えて、だいぶ反省。
この「シンプル」を突き詰めていく、っていうのが自分の中で一番難しく感じて、これから目指していきたいところ。
パワーポイントによる死からの脱却
とにかく80分の中に学べる要素が「シンプル」に詰め込まれまくっていて、ていうかシンプルなんだけど内容が濃すぎて、1回見ただけでは全然消化しきれない。
「パワーポイントによる死」から脱却するために、やっておきたいことは大量にある。
しかし、本書でも「やればできる」ってことは繰り返し強調されているし、やらなきゃ出来ないってことは考えなくてもよくわかる。
「プレゼンの名手」であるスティーブ・ジョブズでさえ、もの凄い練習を積んでプレゼンに臨むわけだから「普通のプレゼンテーター」が練習もせずに上手にプレゼンが出来るはずはない。
最後に、一番失敗しやすくて、そして一番簡単に実践できる、非常に効果が高いプレゼンのコツを。
終了時間より少し早めに終わる
参考
ジョブズ本も改めて読み直したけど、これもやっぱり素晴らしかった。