「電子書籍」ジーンマッパーを読み終えました。@fladdictさんの記事を読んで、そのタイミングで購入はしてたんだけど、だいーぶ時間かかっての読了。
GeneMapperという電子書籍が、とても素晴らしい | fladdict
とは言え、読むのに時間がかかったわけではなくて、なかなか読み始めらなかっただけ。
一度読み始めたら、はじめから終わりまで一気に読んでしまいました。
未来の世界の物語と最先端を行く販売方法
「ジーンマッパー」はいわゆる「個人出版」というやつで、出版社を通じて販売している本ではありません。もっと言えば、こいつは「本」でもない。
執筆から「印刷」まで、全部著者の藤井大洋氏が行っていて、個人での電子コンテンツ販売所として話題になったgumroadにて購入することが出来る「本」なのです。
Gene Mapper | ハイスピード・ノベル「Gene Mapper」Webサイト
世界は2037年。インターネットがなくなって「トゥルーネット」と呼ばれるものが普及している世界。
「出張」だとか「名刺」という言葉が忘れ去られたものになり、拡張現実でのミーティングが当たり前になった世界。
「遺伝子作物」のDNAを「デザイン」している主人公が、自分が納品した農作物に異常があったと連絡を受けて、それの調査に乗り出してみると実はそれは、、、みたいな話。
SFとして、すげぇしっかり「2037年」のことが考えられてて、あーこんな世界になってたらすげぇなーなんて思いながら読んでると物語はどんどん進んでいって、ほんとに「あっという間」にラストまで読み切れてしまう。
ちょうどKindleが日本発売になったキャンペーンに合わせて、11月30日まで特別価格300円で買えるみたいです。
これはなんていうか「読まなきゃもったいねぇ」と感じたレベルの出来。
ネットとかパソコンとかそういうのが好きな人は、物語中のあらゆるシーンでニヤニヤ出来ること請け合いです。
Gumroadでの販売の他、KindleやKoboストアでも書籍の購入は可能。その場合でも
KoboやAmazonで購入いただいた場合でも、巻末の案内に従ってご依頼いただければ当サイトで購入した方へ配布している各種フォーマットを提供いたします。
ということなので、まずは一度公式ページを眺めてみると良いのではないかと思います。
Gene Mapper | ハイスピード・ノベル「Gene Mapper」Webサイト