先日MACお宝鑑定団のダンボさんに、この本はすげー良かったぞ、とオススメしてもらい、すかさずAmazonで購入した「プロが教える iPhone写真の楽しみ方」という本。
先程一通り読み終わりまして、色々参考になる点が多かったので、ちょっとご紹介したいと思います。
料理写真のコツ
料理をおいしく見せるためのポイントの1つが「構図」
構図を知るには、普段から様々な料理写真を見て、それを頭に焼き付けておくことがポイントなのだが、とりあえずこれだけ覚えておけばいい、という「鉄板」の構図が存在するらしい。
コツを簡単にまとめると
- 縦向きで撮る
- 上に余白を作る
- 片方に余白を作る
- もう片方は一部切れている方が引き立つ
すごーく大雑把に図を書くとこんな感じの構図
また、複数の食器を並べるときには「互い違いにする」「低いものを手前に」というのも「鉄板構図」として覚えておくと良い方法らしい。
外食録とかをブログに書いてる自分的には、これを知ることができただけでも買って良かった、って思えた。
「iPhone用」の「お手軽」なテクニックがいっぱいあるのがいい
個人的に一番興味があった「料理写真のコツ」は、どっちかっていうと「一般的な料理写真のコツ」みたいなものが多かったんだけど、その他のコーナーでは「iPhoneならでは」のテクニックなんかがいっぱい載ってました。
「どういう時にHDR写真が向いているのか」とか、iPhoneをどういう「持ち方」で写真を撮ったらいいのか。
「持ち方」については、以前教えてもらった「上下逆にして撮影する」ってテクニックなんかも活用されていて、改めてこのテクニックはけっこう「使える」なぁって思ったりなんだったり。
その他「写り込みを防ぐコツ」とか「ブツ撮りに使えるコツと小物」とかは全然知らなかったことで、これまたヒジョーに参考になってよい感じでした。
iPhone用カメラアプリ、編集アプリの紹介にも多くのページが割かれていて、全体的には「iPhoneはじめての人向け」なアプリな感じではありましたが、カメラテクニックとして知らないこと、そして参考になる事がいっぱいあって、とてもよい感じの本でありました。